2008年10月18日土曜日

Remittance Fee

高い!

ようやく日本の口座からUKの口座に送金をして、更に振込をしようと思って今朝銀行に歩いて行ったら、「送金手数料はGBP 30だから、小切手にした方がいいんじゃない?郵便ならGBP 0.3くらいだし。」って受付の人に言われたよ!(もしかしたらGBP 13、でもいずれにしても高くない?)日本からUKへの送金手数料2,000円より高いではないか。ま、そんなに小切手使う機会は無いだろうけどね。日本の金融機関の手数料が、激安で海外の金融機関が個人相手に進出するのを嫌がっている(Commissionが低すぎて利益にならない)って言われていたけど、やはりそうなのかもね。

ちなみに、ちょっと最近意外だったことを。
なんか、アラブ人とユダヤ人てPalestineで最初からいがみ合っていたとずっと思っていたけど、そうでもないんだね。特にWWIの前は。なんか、1914年にカイロで発表されたArab Nationalist Manifestoでは、「イスラム教徒のアラブ人とともに、アラブに住むキリスト教徒、ユダヤ教徒の同胞よ」って呼びかけて、一緒にオスマントルコ(体制)と闘おうって訴えているし。ま、時代的にオスマントルコでのTurkishism (トルコ人のNationalism)に抵抗するというのが最優先って背景もあったからだろうけど、それでもなかなか意外。最初から全く話が合わない的な関係だと思っていたから。

WWI後には、(大勢の意思ではないけど)アラブ人側の代表とユダヤ人側の代表が2人(?)で、お互いに片方はアラブ(シリア)の独立を、もう一方はユダヤ(パレスチナ)の独立を相互に支援しましょうという約束もしていたりするし。ま、これはちょっと極端な例だとは思うけど、Syria限定のNationalism (ついでに約束をしたアラブ側の代表は、すぐに支持者にも反対されたみたいだし)が突き抜けたケースって。

やっぱり、歴史は大事だよね。あまりに偏った歴史じゃ意味無いけど。

ささやかな不満は、日本の近代史でも全然20C以降の歴史って取り扱われてないこと。なんかサラって第2次大戦とか素通りする感じが。イヤなものに目を背けていちゃダメだよ。また繰り返しちゃうなんて悲し過ぎる。ちなみに、こんなこと言っているけど、ここで教えるべきって訴えてるのは“自虐的な日本史”の方じゃないよ。ま、それも必要だとは思うけど、ま、結構既にありふれているし。そっちじゃなくて、日本がなぜ開戦したのか?って理由をその当時の日本政府(もしかしたら政府の役人ではなくて頼まれた歴史家?)がラジオで開戦後に訴えた内容。結構面白いと思うけど。内容も結構理論的に構成されているし。感情的な表現も入って入るけど、ま、それは人が表現する文章なんだから。

過激な一部の軍部が戦争を起こした的なことを小学校とかでは(自分は)教わっていたけど、それじゃ、原因が分からない気がする。ちゃんとどういう風にその時の政府が世界情勢を捉えて、その結果開戦したのか?ってとこまで教えてないと次に生きない気がね。

かなり脱線気味。ま、いつも通りとも言えるけど。

早くもUK生活1ヶ月。あっという間。ホントの1ヶ月記念は前回の投稿の日(15日)なんだけど、その時は満月の夜(というテーマ)に心奪われて忘れていたよ。
とりあえず、今日は久々にお米のご飯♪

ではでは。
Tom