2010年7月17日土曜日

眠れない

決して不眠症な訳じゃない。1日8時間は寝ているし。ただただ夜行性なだけ。

でも、明日、というか日付はとっくに変わっているので今日、は朝6時過ぎに起きなければならない。めずらしく午前中から予定がある。どうなるのやら。

3時間程前の午前0時ころ。ほのかに眠くなっていたので「これは寝つけるのでは??」と期待したものの、いまや午前3時。危険。。。

なかなか寝付けないので、なんとなくイスラエルとかの紛争について思いを巡らしてみた。ますます寝付けなくなっちゃったよ。

こんな時間にすることもないので、久々に自分の趣味の世界について書いてみようと思う。

イスラエル。その紛争の始まりに遡れば、もう1世紀以上も火種を抱えたままの地域。この先、どうやったら平和がもたらされるのだろう? と。

解決策として、2国共存、という案も言われている。イスラエルとパレスチナをそれぞれ独立国家とするというもの。でも、それが本質的な解決策になるのかは怪しい。

今の世の中、民族浄化と言われるような、他の民族を完全に排除するなんて行為はできない。イスラエルの国境が確定し、そのイスラエルに住む国民が確定した時に、当然、少数派ではあるもののパレスチナ系住民も入ってくるだろう。ここが1つ目の問題。

イスラエル系住民とパレスチナ系住民の人口増加率の違い。統計によれば、圧倒的にパレスチナ系住民の人口増加の方が多い。つまり、「今は少数派でも長期的な展望に立てば、将来のイスラエル国におけるパレスチナ系住民の比率の増加」は避けられない、ということ。

これはイスラエルも分かっていると思う。だから苦しんでいるんだと。1940年代のイスラエルの指導者のなかには、純ユダヤ人の国家の建設を目指した人もいる。もちろん、現時点でそれを本気で目指している人がどの程度いるのかは分からないけれども。でも、イスラエルが完全な独立国家として成立した後に残る“時間の経過とともに多数派争いが起きる”という懸念。この問題を解決できない限り、イスラエルの視点からの平和解決はできない気がする。

次は、仮に現在の対外関係のままイスラエルとパレスチナが独立したら、イスラエルは反イスラエルのアラブ諸国に国境を囲われた形で独立を維持していかなければならない。これもよく指摘される問題点の一つだと思うけど。周辺国が全て敵対的。そんな状況で独立を勝ち取っても、平和なんて遠いと思う。つまり、大切なのは、自国の周辺国にも認められる(同意可能な)形で、今のイスラエル・パレスチナ紛争を解決しなければならない、ってこと。

パレスチナ側に肩入れする周辺諸国が、悪意を持って(イスラエルを敵視して)存在している限り、紛争の火種はくすぶり続ける。アフガン内戦の当初から、親パキスタンの政権をアフガンに設立させようとして行動し続けたパキスタンが、アフガン紛争をより複雑に悪化させたように。自国の利害を他国への内政干渉の形で実現しようとする国がいるのは危険。見方を変えれば、石油資源大好きなアメリカもこの分類に入ると思うけど。

3つ目は、イスラエルとパレスチナのそれぞれの国家が独立したとして、その力関係が不安定すぎること。要は、一方的にパレスチナの立場が弱い(と思われる)。弱い者はどうする? 自分を支援してくれる仲間を探すはず。それがアラブの周辺諸国になる可能性はあると思う。そして前述のリスクに。

では、どうしたらいいのだろう。

2国独立ではなくて、連邦制の1国として独立するのがいいのだろうか。でも、異なる民族がいがみ合ったまま1つの国に抑え込まれても、それは旧ユーゴスラビアのように分離独立を求める独立戦争が始まってしまうかもしれない。。。

つまり、どういった国家造りがふさわしい、というよりは、紛争当事者が相互に受け入れ可能な解決策をまずは見つけなければならない。要は、ユダヤ人であろうとパレスチナ人であろうと同じ土地(もしくは隣同士で)共存して生きていくしかない、という現実を受け止めて、どのように共生していけるのか? を当人たちが決めていくしかないのだろう、と。

長々と書きつづった割には、全然どうしたらいいのか、自分にはまだ分からないよ。1つ言えるのは、とても手強い、ってこと。まぁ、誰でも言えるレベルだけど。更に手強いのが、この紛争に関与している外部者。シオニズムというユダヤ国家建設を支持する運動、価値観の強い欧米、特にアメリカ。圧倒的なイスラエルの支援者。アメリカが偏っている限り、パレスチナ住民が納得できるような解決策は見いだせない気がする。でも、今の世界でアメリカの方針に、「それ、考え方おかしくない?」と言える人(国)っているのだろうか。

こんなことを考えたり、アフガンやスリランカのことも考えていたら寝付けなかった。。。

今回はこんな内容です。

気が向いたら、アフガンやスリランカについて思うことを書いてみようと思うよ。まぁ、アフガンについては、去年の修論が終わった時点で書くつもりだったんだけど、早くも1年近くも未着手。ここでの予告がいつ実現するのか、は不明です(笑)

こんなにも長い文章。最期まで読んでくれた人がいたなら、ありがとう。

ではでは。またね。
Tom

2010年7月15日木曜日

久々にヒットの予感。

依然としてプー生活を謳歌している今日この頃。
そろそろ別れを告げたい気持ちは全開なんだけど。。。

そんなところに久々に(仕事の)ヒットの予感。
先月末に受けた採用筆記試験が通ったらしい。とてもその仕事に就きたいとは思いながらもあまり期待していなかったんだけど。次は面接。

気分的には(自称)演技派なので(笑)、面接は得意分野、って思っているんだけど。とりあえず、ちゃんとした良い子モード全開でいこう。ちゃんとスーツのネクタイをしっかりと締めて、普通のグレーのスーツを見に纏って。。。これで準備はOK。と、願いたい。

早く就職したいな~。

ではでは。またね。
Tom

2010年7月10日土曜日

いろいろ

ずいぶんと放置していた雑務をついにしなければいけない時が来たらしい。

しばらく目をそむけている内にすっかり忘れていた住民票を戻す作業。。。区役所に行って当然言われるのは“あれ? 帰ってきたのはずいぶん前みたいですね~(笑)”。“スミマセン、、、忘れてました。。。”

そしてやはり自動的に年金の話題が。これがあるから戻したくなかったのに。まぁ、やむを得ない。払わなきゃいけないもの、ってのは分かっているから払うけどさ。。。でも、全く自分が将来もらえるのかもわからない状況で払う、って。相当不満です(笑)

まぁ、もっと不満なのは国債残高。。。だって、もはや返済の見込みなんて何もない中、順調に成長している。。。今は引退して余生を過ごしているような人から、生まれたての赤ちゃんまで入れて、1人当たり850万円ほどの借金。酷過ぎない? 自分はまだその借金によって作られたものやサービスを受けているかもしれないけど、全く返せる見込みのないこの借金は、“まだ生まれてすらいない”子供たちにも負担を将来負わせるなんて、、、理不尽過ぎる気がする。

日本は個人が借金しない(借金してそれでもって消費することがない)で、国が代わりに借金して消費をしているのさ、とも言えるけど、不安。究極のところ将来の増税で何とかなるでしょ、ってことなんだろうけど、将来っていつ?? 世代間を超えた理不尽なツケを回すことに恥ずかしいとか情けないとかって感覚はないのだろうか。。。増税を口にすれば当然今この瞬間に不利益を被る人達が大勢で非難するけど、自分が生きている間に問題が無ければ後世に問題を先送りすることは何とも思っていないのかな。軽く民主主義のダメなところ(みんながイヤがることは解決できない)の限界なのかな。まぁ、みんなが嫌がることは防げる、というのも民主主義の利点であることも分かるけど。

住民票を戻しながらこんなことを思ったり。まぁ、本当だったら住民票を戻す間もなくどっかに旅立っている予定だったんだけどね(笑) そして、数年来ちょっとした懸案だったETCを今更ながら付けてみたり。果たして元は取り返せるのだろうか。こちらもかなり怪しい予感。

ではでは。またね。
Tom