2008年11月30日日曜日

2℃で野球


はやっぱりちょっとツライ。特に足先が凍る~!!

先週は起きたら午後5時だったので、今日は2週間ぶり。たまに運動すると気持ちいい。ほんとはもっと運動した方がいいんだろうけど。。。

今日はとても寒い! そして昼過ぎまで霧が出ていたので、芝生もたっぷりと濡れている→靴がすぐに水に浸水→とっても冷たく痛い足先。

ちなみに今日の写真は、午後12時過ぎのいつも野球をしている広場に続く道で。ぼやけているのは霧のせいで、ピンボケじゃないよ。そして若干真ん中より右上にあるのが今の太陽。低い。でも今の時期はこれが限界。そしてすぐにいなくなる。

野球をしているうちに治ったと思われた右肩の痛み(たぶん極度に寝違えた状態)が再びやってきたよ。やっぱりグニャグニャに柔らかいベットマットがいけないんだよ。。。絶対に体に悪い。。。肩がこることなんて今までなかったのに、今は座っているだけで痛い。。。結構重症かもね。寝袋でも買って床で寝るしかないのかな?

ではでは。またね。
Tom

2008年11月29日土曜日

Just War 3

こんばんは。

今日もまたJust War seriesの続編。

今回は、Michael Walzer (Just War Theoryの中心人物←1970s以降のJust Warの議論では結構あちこちで引用される人)の論文、Just War and Unjust Warsについて。

この中で、Walzerは、Preemptive First Strike (自衛目的の先制攻撃)もJust Warになり得ると、Israel-Egyptの1967年のSix Day Warを例に議論しているけど(下記参照)、それについて。

【状況説明 by Walzer】
①IsraelがSyriaの国境に軍事力を集結した。
②Egyptはこれに対応してSinai国境に軍事力を集結。& Syriaと共同作戦を展開する合意を結ぶ。
③その後、両軍がSinai国境をはさんで対峙する。
④Egyptはその状況(対峙)を長期間維持することが出来たけど、Israelは長期間国境に軍事力を維持することが出来なかった。
⑤持久戦になった場合、圧倒的に不利な状況のIsraelは“止むを得ず”Egyptに先制攻撃を仕掛けざるを得なかった。
⑥よって、このような自国の利益を守るために“止むを得ず”先制攻撃をせざるを得ない状況もあり得るので、Preemptive First Strikeも正当化され得る。
って。

でも:
①彼の説明だと、最初に軍事力を集結したのはIsrael。
②&③そして両者共に緊張を加速させていった。
⑤Israelが“止むを得ず”先制攻撃をしたことを強調しているけど、Egypt側の立場を考慮していないよね。少なくとも、IsraelにはIsraelとして自己の行為を正当化する理由があり、EgyptにはEgyptの行為を正当化する理由があるはず。どちらか一方が正しいとどうして言えるのだろう??と。
*更に、緊張状態が高まっている、若しくは紛争の最中に、言わば“客観的に”自分の立場が正しいとどうやって説明できるのだろうか?=>Just Warは、広くいえばPolitical Science (International Relations)の一部の研究領域だと思う。と言うことは、現在進行形の世界情勢(国際政治)の中で適用可能か?ということも重要な側面では。時間が経って、過去を振り返る形で、“いろんな情報を手に入れた上で詳細な検討をして”どっちが正しかった、と判断するのは、若干“歴史家的な”学問の分野では?と言う気がして“今の政治”に反映できるのかなって考えると結構難しいよね。

では、Preemptiveな先制攻撃はJust Warと言えないのか?と言われると、悩ましいところ。でも、殆どの場合は、Just Warに該当する可能性は低いのでは?って気がする。どちらかと言えば、“PreemptiveなJust Warもありだ”とPeace Studyの研究者が主張するのではなく、“Preemptiveな先制攻撃には、常にその正統性について高度な疑問が付きまとう(かつ当事者がその時点で正当性を判断出来る余地は限られている)ので、その行使には極めて慎重になるべきだ”(注:自分の行為をJust Warと言いたい場合に限定されるけど)と主張するのが正しい方向だと思う。

ちなみに、こんな風に考えると、今の日本のMissile Defenseは、“自分から先制攻撃をしなければならなくなる可能性”を減らすという意味で意義があるかも。島国で周りを海に囲まれているおかげで、ミサイル(たぶん念頭にあるのは北朝鮮)を除けば、攻撃を受ける可能性があるのは、海からか空から。その場合には領空/領海侵犯を待って反撃することができる気がする(知らないけど)。MDがなければ(精度にもよるけど)、緊張状態が高まった時に、相手が発射準備をしていたりしたら、Preemptive First Strikeを自衛手段として行使するべきか?って選択に迫られることになると思う。その時に、行使するって選択して、更に紛争終了後に「実は日本海とかの公海に向けた演習」だと分かったら(そう言う可能性も結構あると思うし)、自衛ではなく侵略だと非難されても仕方ない気がする。

そう言ったリスクを避けるという意味では、そこそこの意義はあるもかも。Just War的に。でも、MDが軍拡(緊張)を煽る(Russiaの多弾頭ミサイルの開発?)とか、膨大な予算をつぎ込む価値があるのか?という反対意見もそれなりに分かる気がする。それに、“そんな状況”にならないように(またなっても)、利害の対立は交渉で解決することができるようにしなければいけないと思う。個人的には、少なくとも片方が理性的であることが出来れば、武力紛争は回避できると思うけど(理想主義すぎるのかな?)。じゃあ、そもそも軍事力は不要か?いやいや現実的にそれは無いと思う。。。武力回避の交渉を成立させるためにも最低限は必要だと思う。まだ今の世界では。残念ながら。

悩ましいことだらけ。まぁ、政治学なんてそんな領域だよね。議論(反対とか賛成)が無ければ、政治なんていらないんだし。でも、“これでいいのか”って考えることが大切だと思う。

いつもながら、かなりの文量。。。まだ書きたいことは結構あるのに。まぁ、明日以降にしようか。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月27日木曜日

夜明け

おはよぅ~。
さり気に、UKに来て初めて午前7時前に起きたよ。

昨日は友達の誕生会。なかなか楽しくて、結構速いペースで酔っ払い→10時半(??)くらいに家に帰り11時には眠りについたおかげで、こんなに早い時間に自然と目覚めたよ。

夜明けの空ってキレイだよね。夕日よりも断然夜明けが好き。とは言っても、この時間に起きることがほとんどできない生活スタイルを何年も続けているので、滅多に見れないけど。特にすることもないので、ぼ~っと藍色から、少しずつオレンジに変わっていくこの空を眺めていよう。さすがに、起きていきなりreadingをする気にはなれないし。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月26日水曜日

Just War 2

再びdueが近づいてきたので。。。

Just Warの概念は、jus ad bellumjus ad belloの2つに分けて説明されることが多いらしいので、今日はそのうちのjus ad bellumについて。(前者は正当化されうる戦争の理由(justifiableな開戦理由?)の考察で、後者は正当化される戦争の遂行(交戦規定のようなもの?)と言った内容。)

jus ad bellumについて、下記の4つが正当化され得る理由だとある研究者は言っていた:
①立場の弱い人を守る
②(不当に)奪われたものを取り返す
③悪を罰する
④自己防衛

なんとなくこれだけだと(正当化される理由として)ありかな? とも思えるけど、これをちょっと実際の例に置き換えてみよう。例えば、第2次大戦前の日本を例に:
①経済制裁等で苦しんでいる日本国民を守る
②経済制裁で失われた(海外にある)経済資源へのアクセスを取り戻す
③日本を苦しめているアメリカを罰する
④このまま経済制裁が続いたら、国の存続が脅かされるので予防的に自衛の為の戦争を起こす必要がある(予防的 = preemptiveという言葉は、確かアフガンに攻め込んだ時にUSも使っていた気がする。。。)

とも言えるのでは? もちろん、ダメだよね。第2次大戦の日本の開戦を肯定する気はないよ。ただ、当事者になっちゃった場合には、いくらでも自分の行為を正当化する(くらいの理論は作り上げる)と思うんだよね。一応、国として戦争を起こすって意思決定したような場合には。そうすると、ここで言われている4つの要件も危ういよね。というか、当事者が自らを正当化することは出来ない気が。喧嘩両成敗的な←意外とこの言葉って的を得ている気が最近してきたよ。

理想はいいんだけど、現実に適用することができるか?は疑問。

最近話題の金融危機も理想と現実の狭間って観点が当てはまると思う。ささやかながら、この金融危機を作った(少なくとも煽った)要因の一つは、震源地のUSで最近導入された会計基準 (FAS 157)にあると思う。ざっくり言えば、全ての金融資産を時価評価しましょうって基準。理想として、全ての資産を時価評価は、会計の方向として正しいと思うけど。でも、現実に適用する場合には、どうやって時価評価?って問題が。今までは、時価が分からないから、時価評価しないって前提だったのに。

時価の取れないものを時価評価する、かつ、同じ会計基準を採用している企業同士で恣意的に時価の決定が行われないように、時価の取れないものの評価方法が基準で決められているんだよね。特にイヤだった例としては、marketが無い (= 価格が取れない) 資産について (市場外で)直近で取引された同種の資産の取引価格を用いて、価格を付け替えるって基準。

なんで、これの考え方に不満なのかと言うと、自分の持っている持分比率(たとえば過半を持っていたとしよう。)に関係なく、少量であっても取引されたらその価格を全てに適用するって。普通に考えたら、自分が大量に持っていてそれをmarketで全部売ったら、希薄化で価格が落ちるのに(適用にあたっての恣意性を排除するため?)それは考慮しないで価格を一律につけることに。

ここで、ちょっと証券化商品のmarketが縮小して商品の取引が行われなくなり(前述のmarketがない場合のpricingが適用されるカテゴリーに落ち)、かつ、みんなあわてて売りに入るから(実際の価値より)安い価格でも売ってしまったりすると、それを全ての同種の資産に付け替える⇒評価損が生まれる、の負の連鎖が起きた気が。今の基準(形式的な価格決定)がなければ、ある程度、合理的に資産価値の考慮が行われて、ここまで急激に評価損が起きなかったと思うんだよね。。。長々と書いたけど、伝わったかしら?

ちなみに、付け加えると会計士は悪くないよ(笑)(というか判断する立場に無いというのが正しいのか)。だって「会計基準に書かれている通りに実務が運用されているか?を確認する」のが仕事なんだから。昔に上司が言ってたよ「良いか悪いかを判断するのが我々の仕事ではない。会計基準に準拠しているか?が全てだ。」と。まぁ、それはそうだと思う。とは言っても、会計基準の策定に関わっているから、(悪くないと言い切れるかは)微妙か。でも、善悪の判断とかの余地がないってつまらないよね。いいものはいい、ダメなものはダメと言いたい。

勝手にまとめに入ると、理想主義的な考え方も必要だけど、現実主義的な観点も必要。そしてバランスも大事。どっちかに偏っても、言っているだけで何も実現できないor単なる現実肯定になっちゃう気がするし。願わくは、理想主義49% & 現実主義51%が自分の目指すところかな。ちょっとだけ現実主義派♪

ではでは。ここまで読んでくれてありがとぅ♪
またね。
Tom

2008年11月25日火曜日

送別会

今日は送別会。前出のフィリピン人が国に帰るって。

軽く予定外な出来事は、そのフィリピン人に今日パーティあるよ、って誘われたんだけど、なんでパーティがあるのか理由を把握していなかったこと。

パーティがあるよ、って言われた時に「何のパーティなの?」って聞いたんだけど、「一緒に住んでいる韓国人がヨーロッパに2週間旅に出るから、そのちょっとした送別会。」って、若干訳の分からない説明をされたよ。自分の送別会だって言うのが照れくさかったのかもね。

まぁ、とは言っても来年の3月には再度UKに帰ってくる予定らしいけどね。

今日は若干酔っ払っているのでこの辺で。

ではでは。
Tom

2008年11月19日水曜日

キレイな風景

なんか、さっき外を歩いていたら、夜空に風で枯葉が舞っていてその光景がきれいだった。ただそれだけ(笑)


さすがにこれだけじゃ短すぎるから、もう少し何か書こうかな。。。


そう言えば、今日(日本では日付が変わって昨日になっちゃっているけど)は、会計士の2次試験(あれ? 今はこうは呼ばないのかな?)の発表日だよね。みんなどうなったんだろ? ま、ひっそりといつか教えてね。


それ以外には何かあるかな? そう言えば、先週に国際法廷みたいな内容のセミナーがあって、内容は戦争犯罪を裁くプロセス (International Criminal Courtだっけ??)が実務として進んでいる、という趣旨の講演があったよ。でもここでの裁かれる対象は、内戦とかでのいわゆる途上国の指導者とか(政治・軍閥)が、主テーマだったよ。

聞いていて思ったのは、たとえば国際社会で立場の強い先進国の犯した戦争犯罪はその対象には含まれていない感じがして、USのGuantanamoでの人権侵害とかを裁く意思はないんだろうな、、、ってのが軽く不満。言われている拷問とか裁判なしでの収監が起きているなら、これも戦争犯罪(非常時/戦時には通常のHuman Rightsの概念は適用されないとか言って戦争犯罪ではない、って言い張っているみたいだけど。)に連ねられる内容なのに。。。もちろん、国際的に戦争犯罪を裁くという試みは、現実的に全ての犯罪をターゲットにすることは、resourceの問題から出来ない、という説明は分かるけど。。。

FairnessとかIntegrityとかって言葉がよく世界では口にされるけど、ただ言っているだけじゃ意味が無いよね。言っているだけで、守る気が無いならさらに悪いとも思える。なんか、国際社会では立場の弱いもの(途上国の指導者とか)が犯した戦争犯罪しか裁かないってのは、このスローガンには全く当てはまらないどころか矛盾って気がする。。。

戦争犯罪は罪だ、と国際社会で頑なに主張しているのは主に先進国だと思う。それが、自分たちの行為には目を背けるなんて矛盾。この主張自体は、真っ当な意見だとは思うけど、自分たちが率先して手本とでもいうものを示すのが、FairnessとかIntegrityでは?

なんてことを思ったりもしたな~ってのが最近の出来事。

さぁ、明日の準備でもしようか。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月18日火曜日

ウィスキー

はやっぱりシングル・モルト♪

UKに来てお気に入りの山崎12年が手に入らなくなり、しばらくウィスキー難民状態だったけど、久々に美味しいと思えるものを発見♪

シングル・モルトはクセが強い気もするけど、それはそれぞれの個性って思えば気にならない♪混ざっちゃってよく分からないものより、はっきりとしてるこの感じが好き。

暫くはシングル・モルトで12年以上って条件で行こうかと。ま、値段の制約はあるけどね。

ではでは。
Tom

2008年11月17日月曜日

完了♪

遂にチケットbooking完了♪

結局旅行代理店ではなくて、直接LufthansaのHPから。往復でGBP 160って安かったのはいいんだけど、さりげにミュンヘンのTransitの時間が30分しかない。。。大丈夫なのかな? どうやらLufthansa的には30分あれば可能って気分らしいけど。自分でそういうチケット売っているし。ま、同じ航空会社での乗継だしなんとでもなるでしょ。ここはちょっとドイツってことで正確性を信じたいところ。

なんか、航空チケットを取ると旅の準備が始まったな~って感じがするよ。どの街に行こうかな~とか考えたりする気になってくるし。とは言っても、大雑把な日程を立てるだけで、後は行ってから考えるって感じだけどね。。。でも、前回の反省を生かし、初日の宿くらいは予約しようかな。

なんか、2nd Essayよりも旅の方が気になってる。。。まぁ、やむを得ない。

さり気に、安いチケットを探していたら、当初の予定(19日~29日:10日間)から若干延びて(17日スタートの12日間)に。安いから仕方ないよね、とか言い訳しつつ。旅が長くなる分にはたいして躊躇する気も起きないし。

あぁ~。明日に返却期限が来る図書館から借りた本4冊もあるのに、結局2冊にしか目を通していない!!最後に明日1日で一気読み出来るか?!

という訳で、早く寝ないとね。

ではでは。
Tom

2008年11月16日日曜日

秋の夕暮れ


たまには超ローカルネタで攻めてみよう。

太陽が沈むのがだいぶ早くなってきた今日この頃。まだ冬至には1ヶ月も時間があるけど、既に太陽は遠くに行ってしまった感じ。この写真も午後4時半過ぎの光景。さすがに休みのキャンパスは人も疎ら。

どうやら、冬至付近では朝9時半頃に日の出→夕方3時半過ぎには日の入って感じらしい。なかなか憂鬱間違いなしって感じだよね。確かに昔から極夜とか白夜の世界に行ってみたいとは思ってるけど、それは期間限定の旅での話。住むとなればやっぱり太陽は欲しいかな。痛いくらいに照らしてくれても構わない。

そう言えば、こっちでは2週間前くらいからかなり紅葉も進んでなかなかいい感じ。いつか天気のいい時に写真でもブログ用に撮ろうかな~なんて思いつつ2週間が経過。まったく晴れの日が無かったわけではないけど、基本は雨&曇。気づけば写真を撮る前にここら辺では既に紅葉も終わり冬の気配。軽くしくじったかも。さぁ、長い冬の始まり~。。。ま、逃走するけどね♪

遂に心も決まり、ギリシャ行きのチケットを取ろうと思って旅行代理店のweb pageにアクセスしてみたけど、どうやってもクレジットの決裁がうまくいかない。。。まぁ、Systemのエラーなのかなとか思いつつ、月曜になっても決済(予約)出来なければ、電話で予約するしかないかな。(安い)チケット無くなりました、では切ないので。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月13日木曜日

Just War

こんばんは。

なかなか調子が出てきたかも♪ 前回Upしたけど、今回のテーマはこれ。だから、この後1ヶ月くらいはこのテーマの投稿が増える予感。願わくば読んでくれている人が飽きないことを。。。

なんか今回のEssayの準備をしていて、昔友達と「なんで戦争が起きるんだろ。平和な世界が来ればいいのにね。」って話の流れの中で、「世の中の戦争や暴力をしている人達が、全員いなくなれば、その後は平和と呼べるんじゃない。」なんて話をしていたことを思い出したよ。もちろんそんなの無理だけどね。する気も無いよ。念のため。ま、戦争が無くなっても、利害の対立は無くなりはしないけど、それをviolenceじゃなくて、non-violentな方法で解決できればそれは素敵なこと。

ま、もちろんこんなユートピアみたいな世界があるなら、そこの住人になりたいけどね。たぶん、自分もまだ入れるハズ。もちろんこれから先もね。そんな世界が現実に来たら(なんてことがあったら)、今の自分の専攻 (Conflict Resolution)での仕事は無くなるけど、もちろんそんな理由で仕事が無くなるなら歓迎すべきこと。別の仕事を探すさ。

そうは言っても、そんな世界、暫くはやってこないから、現実に目を向けよう。
・(1980年代のdiscussionだと)主権国家への武力行使はいかなる場合であれ、Just Warとは言えない、って議論が主流だったみたい。でも今はちょっと違うよね。Human Rightsの侵害を理由に、主権国家に他国が介入するってことが実際に起きているし。それを主権侵害だからUnjust Warだ!って言う主張をするのは無理がある気が。

・でも、依然として民間人の犠牲をどう捉えるか?って点は、今も昔も同じ議論。(正義という)目的のために犠牲は許容されるのか? どの程度? どういった条件で?ってのは今も同じ気がする。前述のHR (さり気に、前はHRと言えば人事部: Human Resourseだったけど、今はHuman Rights~)関連のInterventionでも、それに伴う民間人の犠牲を正義との関連からどう考えるか?ってのが説明できない限り、Just Warとは言えない気がする。。。

・今の気分(将来変わるかも)だと、不作為(介入しなかった)の場合に失われる人命と、介入したことにより失われる人命の比較で、後者が少なければ正当化できるのかな。。。とか思いつつ、でも最終的には介入した人(政府)が実際にどう言った被害を自分がもたらして、一方でどういうTragediesを介入によって防げたのか?ってことのaccountabilityを示せるか? (ちょっと会計士っぽい?)ってのが大事なのかな、とか思ったり。。。

・じゃあ、圧政とかでHRの侵害が行われているけど、実際に死者と言う意味での被害が民間人に出ていない場合にまで介入は正当化さえるか?とかってのも関連して考えてみたけど、これはダメな気がする。相手がPhysical violenceを使っていないのに、こっちが武力を行使するのは。道徳的に。。。こんな場合は、武力ではなく、別の方法、交渉とかで解決に努めるべきな気が。

なかなかこんな感じで考え事をするのは好き。前の仕事でも頭は少しは使っていたけど、使い方が“必要な情報をpick upする”って感じで、何かを考えるって感じではなかったし。考え事が好きなら、大学教授でも目指すか? ま、それも悪くはないかもね。おじいちゃんになった時の一つの可能性としてね。好きなテーマで話をしてOKなら。でも、まだまだそれまでにやるべきことはたくさんある!

そうそう、考え事をしたり、好き勝手なこと話しているのが好きなので、教えるってのも結構好き。前に塾講をしていた時は、国語を教えるのが一番楽しかったよ。だって、関係ないことをべらべら話すチャンスがたくさんあるし。数学も教えていたけど、数学は話を脇道にそらすのが難しかった。。。正規で採用されたのは数学の講師だけど、国語は“日本人なんだから、国語は教えられるハズだよ”という室長のコメントにより教えることに。ちなみに、自分は国語は苦手。文法知らないし。その他もろもろ。バレているかもしれないけど。

なんか、登校拒否(塾だから登校拒否とは言わないかもしれないけどね)になった生徒がいて、他の数学・英語の授業(自分ではない先生達が担当)には来なくなっちゃった子が、最後まで自分の授業には来ていて、室長に「なんで君の授業だけ来るんだろうね?なにかコツがあるなら教えてよ。」と言われたけど、答えられるハズが無い。。。ひたすら雑談(近代史とか)をエンドレスでしているだけだし。。。(ちゃんと授業もしたていたよ。念のため。)とりあえず、「え~なんででしょうね?」としか言えなかった。

ま、そんなこともあったな~って感じ。
おぉ。結構書いたね。あと少しで、ご飯炊く前の待ち時間(1時間)が完了。食事しないと。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月11日火曜日

やはり旅に出よう!!

やっぱ行くことにしたよ。日本を出る時には、「今年は旅行しないな~」ってひっそりと思っていたけど。そんなの無理!! 行きたくなってしまう。さり気にここ最近はちょっとしたプチ長期旅行(2週間~3週間)に毎年行っていたから、今年は行かないな~って考えると軽くテンション下がっていたけど。

行き先は、ギリシャ♪ 遺跡を眺めてぼ~っとするって考えただけで素敵♪ 最初はトルコ→ギリシャってルートも考えたんだけど、日数が少なめ(10日)だとゆっくりするにはギリシャに絞るほうがいいかもって感じで。さすがに、3rd Essayの提出が1月にあるし、2~3週間も旅に出るのはちょっと躊躇。仕事だったら、“全部終わらせるし、今まで連続で酷使させられたんだから、何を言われても休みます!”って言って、フラフラっと出かけることができたけど。今は違うかな。時間がある意味無い。。。

さりげに、今日upした直近のコメント(勉強しなきゃ)と若干矛盾するけど、休みは休み。大事です♪ もうLonely Planetも買ったし、さぁチケットとらないと!!!

ではでは。またね。
Tom

始動

週末は結構ゆっくりしたし、次のEssayに向けて活動開始!

ちなみに、次のthemeは"Just War"。念のため"即時開戦"って意味ではありません。。。“道義的に正しい戦争とは?”って内容だよ。個人的には、Just Warとして区分される戦争もあり得ると思っているけど。例えば、Human Rights絡みでの介入とか。

でも、Human Rights自体もまたまた悩ましい概念。だってメインは西洋で発達した概念だから、世界の別の価値観に照らし合わせて今の一般的なHuman Rightsを適用することは道義的に正しいのか?みたいな議論もあるし。。。それでも、最低限、誰にでも共通するレベルのHuman Rightsはあると思う。だから、それを守るためであれば、肯定される戦争もあるって気が。。。(注:現在・過去に起きた戦争でそれにあたるものがあると言っているわけではないよ。可能性としての将来に、そう(Just War)区分できる戦いが起きうるのでは、って個人的には思っているってこと。)

ちょっと面白いのは、Just Warって価値観は、Peaceって価値観よりも重要なものだって訴えている人もいるってこと。Peace (たぶん暴力が無い状態っていう限定的な意味での平和)では、圧政により道義的に正しくは無い状態もあり得るから、道義的に何が正しいのか?を追求すべきだって主張みたい。しかも、とても古い太古の昔からある議論らしい。。。うっ、知らない。勉強しなきゃ。

今回は、前回とは違ってなかなか哲学チックな世界かも。ハマれば楽しそうだけど、活路を見いだせないと路頭に迷う危険な香りも。。。

まぁ、頑張るっきゃないよね。

ではでは。
Tom

2008年11月9日日曜日

Manchester



はい。YorkではなくてManchesterに行ってきました。別に電車を乗り間違えた訳じゃないよ。

朝、駅に行った時に、単に軽い気持ちでYork行きの電車よりManchester行きの方が早く出発するって。Manchesterだったら5分後に電車がある、ってだけ。

軽く着いてから思ったのは、選択失敗かもねって感じ。たまに書いているけど、人混みとか苦手なんだよね。ストレートに言えばキライ。ま、そんなこといいつつも東京に10年も住んでいたんだから、ちょっとどの程度嫌いなのか? は微妙と言えば微妙だけど。実は好きなのか? とも思ったりもするけど。。。まぁ。

でも自信を持って言えるのは、僻地好き。で、その性格を踏まえたら、York行きの電車を待つべきだったかも。すっかりBradfordで、人混みの雑踏とは離れた世界に浸っていたら、そんなことがあるなんて軽く忘れかけていたよ。油断。

さり気に、電車に乗って気づいたのが、こっちに来てから、ほぼ2ヶ月間、全く乗り物(電車、バスとか)に乗っていないこと。実は自分の人生的には超久々の出来事かも。どう考えても、自分の記憶が残っている過去(5歳くらいがリミットか??)から、1ヵ月以上乗物に乗らなかったことなんて無い気がする。だからと言って、何かが変わったり悟りの境地みたいなものに達した訳ではなく、ただそれだけのこと。

前置きが長くなったけど、とりあえずManchesterと言えば、Manchester United。サッカーに全く興味が無い自分でも名前くらいは聞いたことがある有名なチームのHome。特に計画的にManchesterにやって来た訳でもないので、ベタに行ってみたよ。

冬はせっせとライトを当てて芝生の育成に勤しんでいるのねって。最初の写真の芝生の上にある照明機械が判別できるかな?? ちょっと面白かったのは、スタジアムの案内兼解説係のおじいちゃん。ちょうど、スタジアムの案内中の時間帯に、MUとアーセナルが対戦中で、スタジアムのあちらこちらに備え付けてあるスクリーンでのLive映像に釘付け。解説なんて途中で止まっている。好きなんだね~って感じ。

さり気にいま一つ気分盛り上がらないな~(サッカーは日本代表とかの試合をたまに見るくらいなので。)って思いつつまわっていた時に、これがもし武道館で Buck-Tickのステージ・セットのツアーだったら完璧だね♪間違いなくテンション最高潮! とか訳の分からないことを考えていたよ。ま、好みは人それぞれ。

だいぶ書き綴ったのでまとめに入ると、たまにはフラッと隣町に行ってみるのも悪くないかもね。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月6日木曜日

気分は終戦

って感じ。

ようやく1st Essay終了です。まだハード・コピーは提出していないけど、とりあえず、Plagiarism (要はパクリ) 防止のシステムにWord fileをupしたから、もういじれない♪なんとなく提出がまだだから今一つ微妙な感じだけど、ま、終わりは終わり。

とは言っても、また1ヶ月後の来月には2nd Essayの提出が。。。ホントは終戦ではなく一時休戦って感じかもね。ま、別に戦争に例える必要はないんだけど。。。ささやかな闘いが終わったということで。

気分的には、Buck-Tickでも歌いたい位な解放感なんだけど、時間も時間だし周りに迷惑だから止めとくよ。日本にいた時だと、夜家に帰る時とかに(周囲に人がいないことを確認して)歌いながら家に帰ってたこともあったけど、最近はしてないかな。さすがに誰もいない場所を深夜に歩き回ることはしていないし。

最近停滞気味の家事を明日はしよう!ささやかながら穏やかな日々を。ま、また金曜になったら、次のEssay Title選びくらいはしようかなって(涙)追われている感たっぷり。

そうそう。良い出来事としては、これで落ち着いて本気モードで旅のリサーチができる~♪いい感じです。どこに行こうかな。

ま、とりあえず、お腹も減ったし、今日はウィスキーでも飲んで寝よ。

ではでは。また。
Tom

2008年11月5日水曜日

遂に食料が...

底を尽きました。ま、単純に買物にここ1週間行っていないからだけどね。なんかEssay書かなきゃ!って思うと面倒で。とりあえず、白米とインスタントのお味噌汁系は残っているから、今日の夜はなんとかなるかな。

でもさすがに明日は買出しに行かないと。今日は1日Essay♪ 意外と好調と思われるのでそれ程苦痛ではないかな。でもココアって栄養素あるのかな? ひたすらコーヒーとココアを交互に飲んで今日一日が過ぎたから。たぶんコーヒーには栄養価は期待できないし。。。う~ん、面倒だけどご飯炊こうか。

そうそう。あまり興味はないだろうけど、Essayは順調だよ。とりあえず、一通り書き終えてLimit 4,000 wordsのところを4,060 words位。後は減量→文法とかの校正をして出しちゃおう。この程度でどれくらいの評価になるのかな~って。もちろん願わくばよい点数を♪

なんかお気に入りの図書館は、Essay間近ということもあり混んでいるので、今日は授業以外はずっと寮。さすがに人と会話することがない状況は軽く苦痛。。。図書館って比較的集中できるのと、飽きた時にさ迷うと意外と友達に会えるので結構いい感じ。

早く提出してスッキリしたい~!!

ちなみに今週末は、寮の同じフロアに住んでいる中国人の男の子2人(いずれもまだ10代。おぉ。)とLeedsとYorkという近隣の町にプチ旅行。気分的にはやたらと絡まれ(気に入られ?)、週末にどこか行こう、と押し切られた感じ。なかなかかわいい感じだけどね。「夜、図書館に一人で勉強していると怖いから一緒に座ってもいい?」とかって。もちろん、断りました(笑)

彼らに聞いた感じだと、どうやらYorkはまさにUKの街並みって感じで良いところらしい。ついでに何回か行ったことがあるらしいので、ちょと他人任せにできて楽そうだし♪ちょっと楽しみ。と言う訳で、今週末はBlogにアップする写真が撮れそうな予感。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月3日月曜日

秋も深みへ

Summer Timeの終了(従来の6時が今の5時)もあって、すっかり日が沈むのが早くなったよ。今日は夕方5時過ぎに図書館の外に出たら既に真っ暗。雨が降っているので夜空という感じではなかったけど。

こっちに来て思うのは夜に雲で覆われている空が黒いってこと。極端な例だと、Hong Kongの夜は基本的に空がオレンジ。地上から照らされる明かりが反射しているから。東京でも基本的に同じだよね。新宿~東京にかけての空はオレンジ色。別にそれがキライなわけではないけど。今はちょっと田舎にきたんだな~って。

香港の夜空に流れる音楽はTears (X)♪「異国の空~見つめて~♪」って歌詞辺りが好き。ちょうど中学生の時に夜公園のベンチに横になりながら聞いていた曲。音楽って時が経っても昔聴いていた曲を聴くと、それをよく聞いていた時の景色を思い出すんだけど、この感覚が結構好き。

さりげに好みは、本当の都会か、本当に何にも何も無い世界。だから、若干ここは好きではないよ。微妙な感じで。不便ではあるけど、小さな街ではあるから自然って感じでもないし。そして、最近頻出だけど、寒い!!

東京の真冬に10年くらいずっと着ているお気に入りの茶色のロングコートが早くも活躍を始めたし。おぉ。この先どうなるんだろ?と軽く不安。この寒さを乗り越えられるか?的な。

ちょっとした衝撃は、Buck-Tickのnew single (HEAVEN / 真っ赤な夜) が12月17日に発売♪でもささやかな問題は、どうやってCDを手に入れたらいいんだろ?と悩み中。Londonまで行けばあるのかな?それともiTune Storeで買うか?とか。でも自分のiPodの設定はMac仕様になっているから、こっちに連れて来たWindowsでは新たに曲をinstall出来ない!!とか。悩みどころ。たぶんこの曲が自分が後になって聞いた時のUKのイメージになるんだろうな~とか思いながら。ま、なんとでもなるさ。

ではでは。またね。
Tom

2008年11月1日土曜日

Practical Mediation Skill

こんな感じのCourseを今週はずっと受けていました。

内容はMediation Processの説明とRole Play。なかなかRole Playは楽しかったよ。特にConflict Partiesを演じているとき。何も考えずに自分の自己主張を繰り返す(&相手の主張への突っ込み所を探す)だけって役だから。

演じたのは:
・隣住民と庭が汚い、夜うるさい、子供の面倒を見ていないって争っている人:相手役を演じたパキスタン人がまたまたナイスな雰囲気でちょっとMediator役を困らせたかも♪
・教頭(?)と、いちいち授業の細かな内容まで口出ししないでくれ、授業より教頭自身の昇進が大事なんでしょ?と争う教師
って感じ。

もちろん争っている人だけじゃなくて、Mediatorの役もちゃんとやったよ。(←こっちが本題だし)なんかひたすら聞き手に徹しつつも、たまにちゃんとConflict Partiesが合意に達することができるようにささやかながら誘導してあげるって、なかなか難しい。思わず口出ししたくなっちゃったり、え~こうすればいいじゃんって言いたくなったり。

Mediatorは一切解決案みたいなものを提示してはいけないのです。。。前の仕事ではちょっとした提案くらいはしてもよかったから、そこが今回は違うとこかな。ここでは言い争っている人達が、“自ら”答えを出すってプロセスが大事らしいので。ま、前の仕事に似ていると言えば似ているけどね。答えを相手に押し付ける(←人に“間違っている”と指摘されるとみんな抵抗するから)のではなくて、「貰ったEvidenceとか見ると何でこういう処理をしているのか分からないので理由を教えて頂けますか?」ってちょっと相手にも考えてもらう方がすんなり答えに辿りつける、ってトコとかね。

とりあえず、この後は実際の言い争いの世界(近隣住民がメインだけどね)に。なかなか楽しそうではないか♪(注:言い争っている現場を見るのが楽しみなわけではなくて(むしろイヤです)、自分の将来に繋がるかもって理由で楽しみと表現しています。)
ちなみに、実際のmediationが始まる前に、まだ少しlectureがあるみたいだけどね。

そうそう。今週は朝9時半から夕方5時まで毎日このコースに。久々にしっかりと時間に縛られた生活を。もともとの生活も結構ユルかった(なんとなく10時~10時半の間に行けばいいのかな?的な)ので、朝ちゃんと時間どおりに、ってことの手強さを思い出したよ。大学院での授業も早くても11時開始だし。

ささやかながら、このMediation Courseに出ていたこともあり、1st Essayが。。。もう来週の木がDueなのに~!!今週末は頑張らないと。危険な香りが漂い始めたかも。とりあえず、気合い入れに(一か月経過したし)髪でも刈ろうかな♪

ではでは。またね。
Tom