2009年6月17日水曜日

観察 (observation) と判断 (evaluation)

最近、思ったのがこの2つって難しいな~って。これだけじゃ何を言っているか分からないよね(笑) 内容は:
observation: 客観的に得た、人の行動に関する情報。例えば、“ゆっくりとしたペースで歩いている”とか、って主に視覚的に得られる情報のこと。
evaluation: observationの結果得られた情報から、その対象となる人がどういう状態にあるか? ってのを意味付けして判断するプロセス。例えば、“ゆっくり歩いている”から“疲れているのに違いない”って感じに。

と言う異なったプロセスの組み合わせで、人は生活の中でいろんな判断を繰り返しているんだけど、この観察と判断を普段は異なったプロセスだと認識してはいないんだよね。つまり、自分が客観的に得た情報 (observation)と、それに基づいて判断した(ある意味主観的な)相手の心理状態 (evaluation) が同一のものとして認識される、って。ちょっと説明が分かり辛いよね。。。つまり、observationのよって得た情報を、どう解釈するか? って選択肢は無数にあるのに、その中から主観的にpick upしたevaluationの結果がある意味“客観的に存在する”かのように錯覚するってこと。伝わるかな?

まぁ、このプロセスは、普通に人が生活する中で行われるものなんだけどね。しかもこれが悪い! と言う訳じゃないと思う。だって、これが出来なかったらいちいち相手の状況を言葉とかで確認しなければ、相手の状況が理解できなくなってしまうから。まぁ、言葉で聞いても、本当の状況を答えてくれるか? は分からないけどね(笑)

で、思ったのが、やっぱりこのプロセスって難しい、って。ちょっとした行動の変化自体(例えば“歩くスピードのペースダウン”)には気づいていても、その行動を自分が判断した結果(例えば“疲れているんだろうな~”)と一致するとは限らない。。。まぁ、まだ自分の判断力(観察力??)もまだまだだな~と思った、ってのが今日の内容です(笑)

ではでは。またね。
Tom