2009年11月4日水曜日

しゅうせい

今の生活スタイルを少しだけ変えなきゃいけない気が。流石に明け方まで起きていて、起きるのが午後、ってのはあまり良くない気がする。。。まぁ、これには来週の前半にはチラッと温泉に行くってのが大きいけど(笑) 秋の平日に温泉♪ 日本だね~ってことで(笑)

とは言いつつも、夜の静かな時間は本を読むにはいい環境。時間もあるので、いままで読んでみたいとは思いつつも読まないできた本たちを。とりあえず、概要を知ってみたい! と思ったのが、コーラン。もちろん、詳細に読むって訳ではなくて、まずはあらすじを知りたいって軽い気持ちで。

でも、軽く迷ったのが、流れもあったほうがいいのかな? って。時間もあることだし。という訳で、旧約聖書→新約聖書→コーランと時代の流れに従ってみることに。ようやく2つ目まで終わった。全く読んだことがなかったので、うっすらと知っている部分もあったりしたけど、結構新鮮。

なんとなく、日本で言う古事記とかそういう感じの歴史書的な感じなんだね。編集者の主観的な価値観がたっぷりと入っている感じがするあたりとか。と言ってみるものの、古事記とかもまじめに読んだことはないけどね(笑) 次に読んでみるか? とか思ったり。

自分は依然として宗教的な価値観は持っていないけど、世界の多くの地域での宗教と人との関係には興味がある。どうしてそんなにまで宗教を信じられるのか? というのは一つの疑問。信じたくなるプロセスの何個か(満たされない現状を精神的に埋め合わせてくれる拠り所的な役割とか)は、心理的に分かる気もするけど。それだけじゃない気もするから分からない。そして、本気で信じている人とどうやって接していいのか? もね。相手が仲の良い人だったり、一般的に日本人はそれ程宗教的な信仰が強くないというのを既に分かっている人には、何も信じていないと言うのは簡単だけど。

宗教を信じることと、信じていないこととか他の宗教を信じていることに何かの違いを見出して、“自分たち”と“他の人たち”という区別/分離をして物事を考えている人たちとどうやって関係を築いていくべきなのか? は、まぁ、あまり試したことはないけど難しそうだよね。相手が理性的に話ができる相手であるならまだしも、感情的にものを話すタイプだったら?? 分からない。

さらに悩ましいことに、自分がしたいこと、平和構築、とかを考えた場合に、宗教というテーマを避けて国造りをすることは不可能だと思う。一般に今の世界で平和構築を進める側というのは西欧であって、そこでは西欧の歴史に基づいた価値観(民主主義、人権、そしてキリスト教)が今の政治体制を形作っていると思う。現在の紛争の多くの地域は西欧以外で発生していることを踏まえると、介入者である西側の推薦する価値観と、紛争当事者の持っている歴史的な背景はもちろん違ってくる。そうすると、主たる介入者である西欧の価値観をそのまま紛争当事者の紛争解決/国造りに導入しようとしても受け入れられないと思う。西欧のスタイルをそのままコピーするのではなくて、民主主義とか人権とかの根本的な理念は何か?という問題と、その地域での歴史的な価値観を融合することが必要だと。

しまった。。。既に午前3時手前。もっと簡潔に書きたかったけど、失敗したようだ。。。まだ描き足りないのに、思ったより時間がたっているので今日はここらへんでギブ。また次回があれば次回に(笑)

ではでは。またね。
Tom