2018年2月16日金曜日

Either with us or against us?

Either with us or against us?
<味方か敵のどちらだ?>

これはブッシュが911の後に語った言葉として有名なフレーズの一部。文章としては:

You're either with us or against us in the fight against terror.
<テロとの戦いにおいて、世界には私たちの味方か敵のどちらしかいない。>

訳せばこんな感じだろう。

世界を敵味方にシンプルに区分する考え方は、とても分かりやすくて伝わりやすい。

でも、私たちが生きている世界は、そんなにも単純なのだろうか?

この世界はそんな単純なものではないと思う。もっと境目がはっきりしない曖昧な移ろいゆく世界のはずだ。

例えば、今日は味方だとしても、状況が変われば、敵とまではいかないまでも競争相手になったり、この瞬間は意見が合わない相手であっても、状況が変われば、仲間になることだってあるはずだ。

もちろん、その状況が変わって、スタンスが変わるということが、言ってしまえばお金とかそういったものにつられて、仲間になったり敵になったりするような人は信用できないし自分はキライだ。

でも、その人が信じる価値観というか信念のような部分で共感できる人であれば、ある時、意見や考え方が合わないことがあったとしても、それがお互いの関係において、永続的な分断にはならないと思う。というか、ならないようにしたい。

自分の心のあり方をしっかりと理解して他の人と向き合う。そんなことの大切さを教えてくれた先輩を久々に思い出して。

ではでは、またね。