2009年4月1日水曜日

希望

約10日ぶりにColomboに戻ってきたよ。Colomboを離れるとほとんどInternetにアクセスできなかったので、久々のupdate。今回は、ちょっと(自分)らしくないテーマ(笑)

東部沿岸にいる時に、幼稚園に行ったんだよね。Study Tripの一環で。正直、子供は苦手だから日程表を見た時は“ちょっと面倒だな~”って思ったんだよね。まぁ、子供も自分にはなんとなく近寄ってこないし(笑)

とは言いつつも、その幼稚園に行く日の午前は、元少年兵を対象に活動しているNGOの施設に行ったんだよね。その時の感想は、ちょっと悲しかった。そこでReintegration (日本語にすると社会復帰の訓練?)を受けている子供たちと会ってね。何がそんなに自分を悲しくさせたのかは、よく分かんないんだけどね。。。彼らの置かれたシュチエーションか、警戒心を持って自分たちを見る少年達の視線(ミーティングの間全く笑わないグループもいて)か、それとは対照的に無邪気に笑っている10歳前後の子供もかつては少年兵だったという事実か。。。中学生くらいの年頃の子供が、「ここでちゃんと勉強をすれば、海外で働けるかな?」って質問してきたのは悲しかった。。。その時に、中学生くらいの子供達がそろって“自分の国では無く、海外に行きたい”と思っている状況が、今のSri Lankaの一部なんだな~って思えて。

結局、この質問には自分は答えられない(or 答えたくない)ので黙っていたら、他のメンバーが「ここでちゃんと勉強すれば、世界のどこでも生きていけるさ。」と答えていたけど、これも“ただのその場しのぎの模範解答?”みたいな答えだよね、、、とも思いつつも、“子供たちに希望を与える”には正しい回答なのか、、、とかって思ったりして、この日の午前は結構気分が沈んでいたんだよね。まぁ、全て自分が勝手に心の中で考えたものだけどね(笑)

そんな状況で行った幼稚園。戦争孤児とかも通っているって聞いていたから、(自分は)何をしたらいいんだろ? って軽く不安だったんだよね。子供苦手だし。。。でも、行って見て思ったのは、無邪気に遊んで笑っている子供達を見ていると癒されるって。残念ながら言葉は通じないけどね。なんかやっぱり紛争で傷ついた社会だけど、将来はこの子供たちに掛っているんだよな~って思ったりして、なぜか励まされた気が。役割、逆だよね(笑)

こんな感じです。

ではでは。またね。
Tom